MLSバンクーバー移籍決定の元日本代表FW工藤 新天地でのゴール量産に意欲

クラブを通じてコメントを発表 「多くのゴールを奪いたい」

 米MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスへの移籍が発表された柏レイソルの元日本代表FW工藤壮人が、新天地でのゴール量産に意欲を燃やしている。ホワイトキャップスの公式サイトでこの日、正式契約が発表された工藤は、「来季バンクーバー・ホワイトキャップスに加わることができてわくわくしています。できるだけ多くのゴールを奪い、チームの勝利に貢献したい。(本拠地の)BCプレイスの素晴らしいサポーターの前でプレーすることを本当に楽しみにしています」とコメントを発表した。

 工藤は1990年生まれの25歳。柏ユースからクラブ一筋でプレーし、2009年にプロデビューを果たした。憧れだった北嶋秀朗氏から背番号9を受け継ぎ、主力選手として10年のJ2リーグ制覇、翌11年のJ1リーグ制覇などに貢献。13年にはアルベルト・ザッケローニ元監督の下で代表デビューも飾り、これまで4試合出場で2得点を記録している。

 バンクーバー・ホワイトキャップスは、NBAのスーパースターであるスティーブ・ナッシュ氏がオーナーの一人として加わっていることでも知られるクラブだ。13年には元日本代表MF小林大悟も所属。2015年シーズンはリーグで西地区2位に入りプレーオフに進出したが、準決勝でポートランド・ティンバーズに敗退していた。

 カール・ロビンソン監督は移籍金ゼロで加入する日本人ストライカーを、1トップで起用する方針を明らかにしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング