ファン・ハールとマンUに衝撃の事実 今季本拠地の得点数がイングランドプロ92クラブで最低!

英地元紙報じる 「最も退屈なフットボール」

 今季不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッドが今季ホームゲームで記録した得点数がここまで13ゴールで、イングランドのプレミアリーグをはじめ、チャンピオンシップ(2部相当)、リーグ1(3部相当)、リーグ2(4部相当)までの全92クラブで最低の数字だということが判明した。英地元紙「サン」が報じている。

 記事では「公式に、オールド・トラッフォードは最も退屈なフットボールが見られる場所になった」と皮肉たっぷりに伝えられている。ルイス・ファン・ハール監督率いる強豪はオールド・トラッフォードで13得点しか挙げていない。リーグ1(3部相当)のピーターボロが45点で英国内トップに立っているほか、地元のライバルであるマンチェスター・シティとエバートンが41点でこれに続く。ユナイテッドとは3倍近い差をつけられている。

 この13という寂しい数字は、アレックス・ファーガソン元監督の最終シーズンでリーグ優勝を果たした2012-13シーズン、最後のホーム4試合で挙げた数字と同数だという。

 28日のチェルシー戦で0-0に終わり、今季リーグ戦で5度目のスコアレスドローを記録していた。得点力不足は深刻で、クラブOBのポール・スコールズ氏からそのスタイルは創造性に欠けると批判された。スタンドのファンからは「アタック、アタック、アタック」というチャントも飛ばされ、ストーク・シティの本拠地「ブリタニア・スタジアム」では相手サポーターから「ボアリング、ボアリング(退屈)、ユナイテッド」とバカにされたが、この数字を見ればファン・ハール監督も納得せざるを得ないだろう。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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