14位に不満の浦和ファンが大ブーイング 大槻監督が神妙な面持ち「重く受け止めている」
G大阪戦で2-3敗戦、14位の結果に大槻監督が課題指摘「得点力は改善できなかった」
浦和レッズの大槻毅監督は、7日のリーグ最終節、ガンバ大阪戦に2-3で敗れて14位でシーズンを終えると、「得点力は改善できなかった」と課題を振り返った。そして、試合後の大ブーイングに「重く受け止めている」という言葉を残している。
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浦和は前半から相手のボール回しにプレスが噛み合わなかった。その展開を「非常に残念な内容」と表現し、「え、そこでボールを失うのというミスもあった」と振り返った。後半こそ巻き返す内容にはなったが、1-1と追いついた直後にセットプレーで失点し、前掛かりになったところをカウンターでさらに追加点。最後に1点は返したが、2-3のスコア以上に1-3にされる過程の内容が、いかにも勝てないチームを象徴するものだった。
大槻監督は今季、5月末にオズワルド・オリヴェイラ監督との契約解除を受けて正式監督に就任。昨季には暫定監督を務め、トップチームではヘッドコーチを務めていたこともあり、チームのことは熟知していたはずだ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝進出という結果を出した一方で、リーグ戦では参入プレーオフ行きの16位と勝ち点1差の14位という事実が残った。
リーグ戦のホームゲームで17試合中4勝、失点は「50」の大台に乗るといったネガティブなデータもあるが、何よりも得点力の低さが課題だった。大槻監督は「シーズンを通して、シュートが枠に飛ばない。その得点力は改善できなかった。今日にしても、前が空いてシュートを打てている場面はある。それが枠に飛んだ時はそれなりに結果も出ている」と、課題を話した。