マンU、選手が解任危機報道のスールシャール監督支持 試合前に幹部に直談判と英紙報道
スールシャール監督に解任の可能性浮上 主力選手が幹部に指揮官の続投を直談判
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、成績不振で解任の危機に直面している。そのなかで、現地時間4日にホームで行われたプレミアリーグ第15節トットナム戦(2-1)の前に選手たちがクラブ幹部の元へ、スールシャール監督が続投すべきと直談判したようだ。英紙「デイリー・スター」が伝えている。
クラブOBのスールシャール監督は、昨年12月に退任したジョゼ・モウリーニョ監督(現トットナム新監督)の後任として、当初は暫定的にチームを指揮した。その後に正式監督となり、今季プレミア開幕戦では白星を飾ったものの、第9節を終えた時点で14位まで転落。その後の6試合で3勝を挙げ、6位まで順位を上げたが、首位リバプールとの勝ち点差は「22」と大きく引き離されている。
もしモウリーニョ氏を新監督に迎えたトットナム戦に敗れ、7日に敵地で行われるマンチェスター・シティとのダービーマッチで敗れれば、スールシャール監督は解任される可能性があると複数のメディアで伝えていた。
しかし、選手たちからいまだ絶大な人気を誇るスールシャール監督。一部のスター選手らはクラブに対し、チーム全員が指揮官の味方であり、前に進むために全力でサポートしたいと強い意向があることを明確にしたという。
クラブ関係者は、「チームは(スールシャール)監督のために頑張りたいと強く望んでいることは間違いない。彼に対して強い気持ちがあり、選手の何人かはそれをクリアにしたいと思っていた」と話している。
先日、英紙「テレグラフ」もエースのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがスールシャール監督の他にふさわしい人物はいないと擁護するコメントを報じていた。
選手らが厚い信頼を寄せるスールシャール監督は、その期待に応えて、古巣に納得のいく結果をもたらすことはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)