横浜FMが15年ぶり4回目のリーグ優勝! 「アタッキング・フットボール」が2年目で結実

GK朴一圭が一発退場となるも、途中出場のMF遠藤がダメ押しの3点目を奪取

 逆転優勝には6点が必要となったFC東京は、後半から日本代表に選出されたFW田川亨介、MFユ・インスを投入。攻勢を強めるも、横浜FMのDF畠中槙之輔、ティーラトンら最終ラインの体を張ったディフェンスを打ち崩せない。

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 後半17分、FC東京は自陣でDF森重真人がボールをカット。素早く前線の田川へ送り、田川はディフェンスラインの裏へ浮き球を放り込む。相手DFチアゴ・マルチンスに先に触られるが、このバックパスに反応した永井が朴一圭の手前でカット。永井はペナルティーエリア手前で朴一圭に倒されてFKを獲得。朴一圭はレッドカードで一発退場となる。

 1人少なくなった横浜FMだが集中力を切らさず、後半32分には途中出場の遠藤が独力でカウンターを発動。左サイドをドリブルで突破すると、FC東京のDF渡辺剛を鮮やかにかわしてダメ押しとなる3点目を奪った。

 横浜FMは、J1新記録の6万3854人が駆け付けた一戦で3-0と勝利。アンジェ・ポステコグルー監督の就任から2年、標榜してきたアタッキング・フットボールが15年ぶりの優勝という形で結実した。

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