久保建英、バルサ戦の“爆発”にマジョルカ監督が期待 「カンプ・ノウに日本の旗を…」

下部組織時代を過ごしたバルサと敵地で初対決 「なんらかの感情がほとばしると思う」
日本代表MF久保建英を擁するマジョルカは現地時間7日、リーガ・エスパニョーラ第16節の敵地バルセロナ戦に臨む。バルサの下部組織に所属した経験を持つ久保にとって初のバルサ戦は敵地カンプ・ノウとなるが、マジョルカのビセンテ・モレノ監督も特別な舞台で戦う久保に期待を寄せているようだ。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
マジョルカの地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」は、指揮官の試合前日会見の様子を掲載。今シーズン、ここまでアウェー6連敗と“内弁慶”が目立つマジョルカの現状について、「私たちにとっては毎週のように難しい試合が続く。そしてバルセロナと対戦することは誰にとっても、そうなる」と、リーガ首位に立つバルサとの一戦は非常にタフな戦いになると展望した。
また今週、史上最多6度目となるバロンドールを受賞したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについては、「彼を止めるための“方程式”はないね。とはいえ、彼にもいい日もあれば悪い日もある」と語り、「彼が最高の試合にならないことを願いたい」と、いつもの調子ならほぼお手上げと考えているようだ。
そうしたなか、指揮官が期待を寄せる1人が久保だ。前節ベティス戦(1-2)では数多くのチャンスを創出し、今やチームの攻撃になくてはならない存在となっている。その久保がバルサと戦う90分間について、次のように期待を寄せている。
「彼は常にモチベーションを持っているが、彼の内面になんらかの感情がほとばしると思う。彼は(スペイン時代の)最初のチームのピッチでプレーすることに興奮するに違いない。カンプ・ノウに日本の旗を立てる可能性があることを、彼にはすでに伝えた」
かつてカンプ・ノウでは、MF乾貴士(エイバル)が2ゴールを挙げた実績もある。久保にとって初のバルサ戦で、どのようなインパクトを残してくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)