「年間最優秀パスだ」 リバプールDF、非現実的な“低空ロングフィード”の反響拡大
ゴールの起点となった一振りに絶賛の嵐「アンフィールドは息を飲み、拍手が鳴り響いた」
リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは現地時間4日、プレミアリーグ第15節エバートン戦に先発出場し、アシストを記録する活躍で5-2の圧勝に貢献した。また、2ゴール目の起点となった圧巻の “低空ロングフィード”の反響が拡大しており、英メディアは「年間最優秀パスだ」と表現している。
リバプールは開幕から無敗を維持し首位を独走しているが、攻守にわたり中核を担っているのが21歳のアーノルドだ。昨季はリーグ戦12アシストを記録し、アシストランキングで3位タイに輝いたが、今季も序盤からアシストを量産。エバートン戦でも、前半45分にアーノルドが力強いドリブルで敵陣を突破すると、走り込んだセネガル代表FWサディオ・マネにパスし、追加点をお膳立てした。
注目が集まっているのは、前半17分のゴールシーンだ。自陣の右サイドでパスを受けたアーノルドは、前方を確認した直後にワンステップで右足を振り抜くと、低空ながら凄まじい伸びを見せたロングフィードがセネガル代表FWサディオ・マネへと渡り、スイス代表MFジェルダン・シャキリのゴールの起点となった。
英メディアもこぞってアーノルドのスペクタクルな“低空ロングフィード”に賛辞を送っており、英メディア「GIVE ME SPORT」は「年間最優秀パスだ」と取り上げ、「アーノルドのパスの領域は、シンプルに非現実的だ。ドライブのかかったクロスパスが蹴り込まれた瞬間、アンフィールドは息を飲み、拍手が鳴り響いた」と称賛。昨季年間ベストイレブンに選出された右サイドバックは、今季も圧倒的な存在感を発揮している。
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