ミラン、イブラへのオファー内容を伊メディア報道 年俸7億円超の半年+1年延長オプションか
ボローニャやナポリも獲得に興味を示すなか、来週中にはミランに返答の見込み
イタリア・セリエAの名門ACミランは今冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に乗り出している。そのオファーだが、今季の残り6カ月に延長オプション付きのものだという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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イブラヒモビッチは今年いっぱいで現所属の米メジャーリーグサッカー(MLS)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了し、欧州における冬の移籍市場の時期には移籍金の必要なく獲得できる存在になる。そのなかで、いち早くクラブ内の意見を調整して獲得の動きを本格的にしたミランへの復帰が濃厚とされている。
そのオファー内容が明らかとなり、本契約は今季の残り6カ月間で、年俸600万ユーロ(約7億2000万円)で1年間の延長オプションが付帯するというもの。すでに代理人のミノ・ライオラ氏を通じてイブラヒモビッチには内容が届いていて、ミランは返事を待ち焦がれている。同メディアによると、来週中にはライオラ氏を通じてミランに最終的な回答がある見込みのようだ。
イブラヒモビッチについてはセリエAで日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャと、強豪ナポリも獲得に興味を示しているという。ボローニャに関しては、シニシャ・ミハイロビッチ監督とイブラヒモビッチの個人的な絆によるものであり、クラブから正式なオファーは投じられていない。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が獲得を望むナポリは、「ミランとの交渉が不調に終わったら乗り出す」というスタンスだ。
ミラン時代に絶対的なエースだったイブラヒモビッチは、2012年にクラブの財政状況の悪化もありパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。その後、マンチェスター・ユナイテッドとMLSを経て、7年半ぶりの復帰となるかが注目される。ミランにとっては、来週と予想されるイブラヒモビッチからの返答がイエスであることを願うばかりのようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)