モウリーニョ、古巣指揮官から“撫でられる”瞬間に反響 レジェンドMFも反応「イエス!」
マンUのスールシャール監督、トッテナム戦勝利後に見せた振る舞いが話題に
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは現地時間4日、リーグ戦15節でトットナムと対戦し、2-1の勝利を収めた。試合後、オレ・グンナー・スールシャール監督が敵将のジョゼ・モウリーニョ監督に対して見せた振る舞いが話題を呼んでいる。
ユナイテッドは公式戦3試合未勝利(2分1敗)、対するトットナムはモウリーニョ監督就任から公式戦3連勝という状態で、今回の一戦を迎えた。前半6分にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがゴールを決めてユナイテッドが先制すると、トットナムは同39分にイングランド代表MFデレ・アリのゴールで同点。しかし後半4分、ユナイテッドはラッシュフォードがPKで2点目を決めると、最後までリードを守り切って2-1の勝利を収めている。
この試合では昨季途中までユナイテッドを率いたモウリーニョ監督の“古巣”帰還も注目されていたが、かつてのホームで敗戦を喫する結果となった。そのなかで話題となっているのが、試合後にスールシャール監督と健闘を称え合った際の出来事だ。
試合終了のホイッスルが鳴ると、両指揮官は歩み寄って握手した後、軽く抱擁。そして二言三言と言葉を交わして離れるかと思いきや、スールシャール監督はモウリーニョ監督の頭の上を2回軽く叩き、慰めるようなジェスチャーを見せたのだ。
ユナイテッドの前指揮官と現指揮官という関係性の2人のやり取りに英紙「デイリー・ミラー」は注目。「スールシャールが勝利後にモウリーニョの頭を撫でる」と題して今回の出来事を紹介し、「レッドデビルズ(ユナイテッドの愛称)のファンは大喜びだ」と伝えている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式インスタグラムがこの様子を動画で公開すると、コメント欄には「最高だ」「何を話していたんだろう」「リスペクトを欠いた振る舞いだ」「恥ずかしい行為」と様々な反響が寄せられたほか、元ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表MFポール・スコールズ氏も「イエス!」と反応していた。
思うように勝ち点を得られていなかったなか、“前指揮官”率いるトットナムを破って暫定6位に浮上したユナイテッド。スールシャール監督にとっても会心の勝利だったのだろう。