クロップ監督、プレミア通算100勝を達成 史上2番目のスピード記録で偉大な名将超え
ベンゲル氏やファーガソン氏らを上回り、史上2番目の159試合目でプレミア通算100勝!
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、現地時間4日のプレミアリーグ第15節エバートン戦(5-2)でプレミアリーグ通算100勝を達成した。リバプールの監督としては史上最速。さらに、アレックス・ファーガソン氏やアーセン・ベンゲル氏ら歴代の名将を上回り、ジョゼ・モウリーニョ監督(トットナム)に次ぐプレミア史上2位のスピード記録を打ち立てた。
クロップ監督は2014-15シーズン終了後にドイツ1部ドルトムントの監督を退任。その後、2015年10月、当時のブレンダン・ロジャース監督(現レスター)解任を受けて空席となっていたリバプールの指揮官に就任した。そこから足掛け約4年、4日の159試合目でプレミア通算100勝達成となった。
リバプールの監督としては史上最速記録となるだけでなく、元リバプールのラファエル・ベニテス氏(181試合)や元アーセナルのベンゲル氏(179試合)、ユナイテッドで長期政権を築いたファーガソン氏(162試合)を上回り、プレミアリーグ歴代2位となった。
このクロップ監督を上回るのは今年11月にトットナムの新指揮官に就任したばかりのモウリーニョ監督のみ。ポルトガル人指揮官はクロップ監督よりも17試合早い142試合で100勝と驚異的な勝率を叩き出していた。
エバートン戦では、32試合無敗というクラブ最長記録も打ち立てたクロップ監督。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ制覇に続き、今季はクラブの悲願だったプレミアリーグ初優勝に向けて首位を快走している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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