アーセナル、正式監督の“本命”はOBヴィエラ氏か 本人は否定「話すことは何もない」
エメリ監督解任を受け、アシスタントコーチのユングベリ氏が暫定的に指揮を執るも…
フレドリック・ユングベリ暫定監督の下で再出発を図っているアーセナルだが、新監督として現役時代にキャプテンを務めたフランス1部ニースのパトリック・ヴィエラ監督を後継者として迎え入れたい考えのようだ。
アーセナルは先日、成績不振により就任から約1年半でエメリ監督を解任した。現在はアシスタントコーチだったユングベリ氏が暫定指揮官としてチームを率いているが、正式監督として別の人選を行っているようだ。
マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めるミケル・アルテタ氏、ウォルバーハンプトンのヌーノ監督、元ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ氏、レスターのブレンダン・ロジャース監督など複数の候補が取り沙汰されているが、フランス紙「Nice-Matin」によればアーセナル首脳陣が狙いを定めているのはクラブOBで、仏1部のニースを率いるヴィエラ監督だという。
ヴィエラ監督は現役時代に幾多のメガクラブを渡り歩いた名プレーヤーだったが、そのなかでもアーセナルでの活躍は印象的だ。アーセン・ベンゲル監督の下でキャプテンも務め、プレミアリーグ3度、FAカップ4度の優勝を経験。2003-04シーズンにはプレミア初の無敗優勝という快挙も成し遂げている。
英紙「デイリー・メール」によれば、ヴィエラ監督はアーセナル復帰について「話すことは何もない」と否定的に語っており、実現の可能性は未知数だ。ユングベリ氏の正式監督昇格という噂もあるが、果たしてアーセナルはどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1