香川真司vs柴崎岳の“日本人対決”にスペイン紙も注目 「輝きの陰る太陽が…」
「両者とも現在は良い時間を過ごしていない」として、両者の現在地に言及
MF香川真司の所属するスペイン2部サラゴサは現地時間8日、敵地で日本代表MF柴崎岳の所属するデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦する。スペイン紙「マルカ」はシーズン中盤での“日本人対決”に注目し、両者の苦しい現在地にも言及している。
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第18節終了時点でサラゴサは6位と昇格争いに食らいつく一方、デポルティボは最下位の22位に沈んでいる。ともに今夏から加入した香川と柴崎は、両者ともシーズン開始当初は主力を務めていたが、現在はレギュラーから外れる状況となっている。
そんななか、第19節ではデポルティボの本拠地リアソールにサラゴサが乗り込むが、「マルカ」は香川と柴崎の現状に注目。「シンジ・カガワとガク、シバサキ、輝きの陰る太陽がリアソールへ」と見出しを打ち、次のように伝えている。
「シーズン開幕頃、デポルティボとサラゴサの一戦はガク・シバサキとシンジ・カガワによる一大イベントとなるはずだった。しかし、両者とも現在は良い時間を過ごしていない。彼らは話題の中心にはおらず、パフォーマンスも期待値には達していない」
まず香川については「ゴールとプレーのクオリティーにおいて良い形でシーズンをスタートしたが、シーズンが進むに連れてフィジカル面の問題に苦しむようになっていった」と紹介。前節のジローナ戦(3-3)ではベンチ入りしたものの出番がなかったことに触れ、「ビクトル・フェルナンデス監督の決断に注目しなくてはならない」として、次のように期待を示した。
「今からでも彼がフィジカル的な問題を解決し、パフォーマンスレベルを上げていくことを誰もが期待している。サラゴサが1部昇格の有力候補になるためには、良い状態に戻った香川が必要だ」