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ファン・ハールが指揮した7チームでの「去り際」を検証 マンUで待つ運命は解任か、円満退任か
2012~2014年:オランダ代表「円満退任」
国内リーグでプレーする若手を積極的に起用してチームの若返りを図り、欧州予選を圧倒的な成績で突破。2014年ブラジル・ワールドカップでは、グループステージでの苦戦も予想されたが初戦で前回王者スペインに大勝して波に乗り、3位に導いた。その手腕が評価され、大会後にマンチェスター・ユナイテッドへと向かった。
2014年~:マンチェスター・ユナイテッド「??」
2014年に赤い悪魔にやってきたオランダ人指揮官は就任2年間で2億5000万ポンド(460億円)の補強費を投入。14-15シーズンは無冠に終わったものの、CL出場権を確保した。
そして迎えた今季は、CLでプレミア勢唯一のグループステージ敗退。リーグ戦では一時首位に立ったが、現在は公式戦8試合勝利なしの大不振に陥っており、順位も6位に後退している。メディアとは戦争状態で、解任論が巻き起こっている。
ファン・ハール監督のこれまでのキャリアを振り返ると、円満退任が3度、解雇や喧嘩別れが4度となっている。監督人生最後の仕事で「クビにされて終わりたくない」と語っていた指揮官は、果たしてオールド・トラッフォードでどんな最後を迎えるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images