ウエスカ岡崎、“ミラクル・レスター”戦友との邂逅に地元紙注目 「チャンピオンたちが再会」

レスター時代に共闘した岡崎(左)とウジョア【写真:Getty Images】
レスター時代に共闘した岡崎(左)とウジョア【写真:Getty Images】

7日のラージョ戦で元レスターFWウジョアとの“再会”が実現

 日本代表FW岡崎慎司の所属するスペイン2部ウエスカは現地時間7日、ホームでの第19節ラージョ・バジェカーノ戦を迎える。ラージョには元レスターのアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアが在籍しており、元プレミアリーグ王者のチームメイト同士の対戦として、スペイン地元紙「エラルド」が注目している。

 ウエスカは今季リーグ戦18試合を終えて勝ち点32の3位につけ、一方のラージョは現在14位。ただ、ウジョアはラージョのエースとして活躍中で、第16節ヌマンシア戦(2-2)では2得点を挙げるなど、ここまで5得点を記録している。これは3得点の岡崎を上回る数字だ。

 1986年生まれの両者は2015年夏から約2年半、レスターで共闘。15-16シーズンには“ミラクル・レスター”のメンバーとして奇跡のプレミアリーグ優勝にも貢献した。そして今季、岡崎がウエスカに新天地を求めるのと時を同じくして、ウジョアもラージョに移籍。スペイン2部での“再会”が実現した。「エラルド」紙は「エル・アルコラスでチャンピオンたちが再会」との見出しで、次のように綴っている。

「2人の友人が日曜日にエル・アルコラス(ウエスカの本拠地)で再会する。友であり、2016年のプレミアリーグ王者でもあるウエスカのストライカー岡崎慎司と、ラージョの攻撃陣の助っ人であるレオナルド・ウジョアだ。日本人は5得点を挙げているアルゼンチン人を出迎え、そう遠くない栄光の日々を思い出すことになるだろう」

 そして、「2人ともレスターのプレミア制覇において重要な役割を持っていた」として“奇跡”の立役者2人を紹介しつつ、今季のデータにも言及。ウジョアは今季の5得点がすべてアウェーでのものであり、一方の岡崎は11月に入ってから得点がない。やや不利なデータを提示されてしまった岡崎だが、“戦友”との再会となる一戦では勝利に貢献するパフォーマンスに期待したい。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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