トッテナム、“移籍金ゼロ”での流出回避へ 「57億円以下」でも今冬に司令塔売却か
来夏に契約満了となるエリクセン、週給2800万円以上の延長オファーを拒否
トットナムは今冬の移籍市場でデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを、4000万ポンド(約57億円)以下のオファーでも放出に応じる準備があるようだ。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
エリクセンは今季開幕前に移籍希望を明らかにし、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンといったメガクラブが移籍先候補として浮上していた。しかし、移籍期限前に交渉が進展することはなくトットナムに残留していた。
エリクセンとトットナムの契約は今季いっぱいまで。クラブは週給20万ポンド(約2800万円)以上の待遇で契約延長オファーを出しているものの、エリクセンはこれを拒否し続けている。来夏にはフリートランスファーでの移籍が可能となるため、1月の移籍市場での動きが注目されている。
記事によれば、トットナムは来夏に“移籍金ゼロ”で手放すのであれば、多少値は落ちても冬に売却する準備があるという。昨夏には8000万ポンド(約114億円)とも言われていた移籍金も、今冬は4000万ポンド未満でもオファーを受ける構えだという。
FKの名手として知られ、世界でも屈指の司令塔との評価を受けるエリクセン。2013年からトットナムで活躍してきたが、この冬にも新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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