森保監督、横浜FM仲川輝人のA代表初選出に言及 「得点、チームでの存在感で…」

日本代表に初招集されたMF仲川輝人【写真:Getty Images】
日本代表に初招集されたMF仲川輝人【写真:Getty Images】

今季リーグ戦で得点ランク1位の15ゴールを記録し、優勝争いをするチームを牽引

 日本サッカー協会は4日、韓国で行われるE-1選手権に向けたメンバーを発表。横浜F・マリノスのFW仲川輝人が初選出となった。J1優勝争いを繰り広げるチームでリーグトップタイの15ゴールを挙げている快足アタッカーが待望のA代表入りとなったが、森保一監督は「得点」と「チームでの存在感」を選出理由に挙げた。

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 E-1選手権で中国、香港、韓国と対戦する森保ジャパン。同大会は国際Aマッチウィーク期間中ではなく、代表チームに選手の拘束権がない。そのため、国内組中心のメンバー選考となり、FW小川航基(水戸)ら東京五輪世代が多く名を連ねたなか、唯一“別世代”から初選出となったのが仲川だ。

 仲川はプロ5年目の今季、アンジェ・ポステコグルー監督が標榜するアタッキング・フットボールを象徴する選手の1人として活躍。リーグ戦32試合に出場し、同僚のFWマルコス・ジュニオールと同じ15ゴールを挙げて得点ランキングで1位タイに立っている。リーグ随一の快足を誇るアタッカーついて、森保監督は会見で選出理由を語っている。

「まずは得点という結果、チームでの存在感という部分でも代表に相応しい活躍をしているという部分で選びました。11月の活動も初代表の選手をJリーグから選びましたが、仲川も同様にこれからの日本代表の戦力になりうる可能性を持っている。一度代表の活動を経験してもらいながらコンセプトを理解してもらう。そして、チームで活躍するのはもちろん、その先には代表でのプレー、国を背負って戦う経験のできる場があることを知ってもらいたいと思います」

 プロ入り後はJ2にレンタル移籍するなど苦しい時期もあったが、J1優勝争いをするチームを牽引するなどキャリア最高のパフォーマンスを見せている仲川。自慢の快足で韓国の地を駆け抜ける。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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