悪童カッサーノ、ユーベFWロナウド&サッリ監督の“問題”指摘…「上手く隠している」
2試合連続途中交代で不仲説が浮上「どんな選手であっても頭にくる」
名門レアル・マドリードやインテル、ACミランなど数々のビッグクラブでプレーした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏が、王者ユベントスはある「問題」を隠していると語っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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ユベントスには、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとマウリツィオ・サッリ監督との間に不仲説が浮上している。
きっかけは、11月10日に行われたセリエA第12節ACミラン戦(1-0)。先発出場したロナウドはプレーに精彩を欠き、後半10分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとの交代を命じられた。
ロナウドにとって後半10分での交代は、ユベントス加入後最速であり、さらに公式戦ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のロコモティフ・モスクワ戦(2-1)に続き、2試合連続の途中交代となった。
十分なプレーができていなかったロナウドだが、交代の際には腕を振り上げて不満をアピール。何か言葉を吐き、サッリ監督に鋭い視線を向けると、ベンチに戻ることなく、真っすぐにロッカールームへ続くトンネルへと姿を消した。そして、試合が終わる前に会場を後にしたと現地では報じられていた。
サッリ監督は試合後、交代はロナウドが膝に故障を抱えたままプレーしていたからだと説明。英紙「デイリー・エクスプレス」は、ロナウドが「ここ3週間、制限してプレーしている。まったく不仲などなかったのに、君たちが論争を生み出したんだ」と、メディアが火のない所に“煙を立てた”と批判していたと伝えた。
両者ともに「問題ない」と主張していたのだが、カッサーノ氏は納得していない様子。イタリアのサッカー番組「Tiki Taka」のインタビューで、「ロナウドはサッリとの間に大きな問題を抱えていると思う。どんな選手であっても頭にくるであろう、あの2試合連続の途中交代からすべては始まった。2人の間に問題があることをユベントスは上手く隠しているのだと思う」と持論を展開している。
ロナウドとサッリ監督は不仲説を一蹴し、リーグ優勝に邁進できるだろうか。