韓国代表FWが技ありの劇的決勝弾! トットナムが暫定3位に浮上
ソン・フンミンが決勝点 指揮官は55年ぶりのリーグ制覇へ意欲
トットナムは28日の敵地ワトフォード戦の後半44分に、途中出場の韓国代表FWソン・フンミンのジャンピングヒールキックでのド派手な決勝弾により2-1と勝利を飾った。これでチームは暫定3位に浮上している。
ソンは相手DFアケの一発退場により数的優位となっていた後半23分、MFキャロルと交代でピッチに飛び出した。そして後半44分、大仕事を果たす。右CKから始まった波状攻撃で、右からのクロスに飛び込みながらヒールで合わせ、これが決勝点となった。ソンはマウリシオ・ポチェッティーノ監督に抱擁されながら、活躍を讃えられた。
マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーという強豪が不振の中、首位アーセナルと勝ち点差4で暫定3位という好位置につけている。英国営放送「BBC」によると、ポチェッティーノ監督は「フットボールの世界に不可能はない。大事なことは自分たちを信じること。戦えるチームなんだ」と、1960-61シーズン以来となる55年ぶりのリーグ優勝を視野に入れ、意欲を燃やしている。
ソンは今季、レバークーゼンから3000万ユーロ(約40億円)の移籍金でトットナムにやってきた。同じく今季マインツからレスターに加入した日本代表FW岡崎慎司と共に、アジア人ストライカーとしてプレミアリーグで奮闘している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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