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元神戸の韓国代表GK、逆転優勝献上の“痛恨スローインミス”で取材応じず 「申し訳ない」
蔚山現代が大敗、神戸から復帰したGKキム・スンギュのミスで全北現代に優勝を許す
韓国1部・蔚山現代の韓国代表GKキム・スンギュは、国内リーグの優勝が懸かった大一番でまさかのミスを犯し、優勝を逃す要因を作ってしまった。このプレーは大きな反響を呼んでいるが、韓国メディアは「痛恨のスローイン」と表現するとともに、キム・スンギュは試合後に「申し訳ない」と語って取材に応じることなくバスに乗り込んだと伝えている。
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12月1日、Kリーグは最終節を各地で実施。1試合を残して蔚山現代が首位に立ち、2位の全北現代に勝ち点3差をつけていた。そうして迎えた最終節で、蔚山現代は前半28分に失点。一時同点に追いつくも、再びゴールを許して1-2と劣勢を強いられていた。試合終盤、反撃に打って出る蔚山現代は、自陣でスローインを得るとGKキム・スンギュが対応。すぐさまリスタートしようとボールを投げ入れたが、相手MFホ・ヨンジュンにそのまま渡す形となり、無人のゴールに決められて万事休す。後半アディショナルタイムにも被弾して1-4と大敗した。
他会場の全北現代が1-0で勝利し、総勝ち点で蔚山現代と並ぶも、総得点数で1点上回る全北現代が3年連続のリーグ優勝。有利な状況で最終節を迎えた蔚山現代だったが、最終節で明暗がくっきりと分かれる形となった。
今夏に神戸から蔚山現代に復帰したGKキム・スンギュのプレーに母国も注目。韓国放送局「SBS」は「痛恨のスローイン」とし、大どんでん返しとなった全北現代の戴冠を「歴代最大級の逆転優勝」と伝えた。
また、韓国メディア「STAR NEWS」は「失点はキム・スンギュの致命的なスローインミスから始まった」と指摘。記事によれば、キム・スンギュは報道陣の呼びかけに「申し訳ない」と述べて取材エリアを通り過ぎ、バスに乗り込んだという。また、キム・ドフン監督の「キム・スンギュのスローインはミスしようとしていたのではない」とのコメントも伝えている。
キム・スンギュは2013年にも目の前で優勝を決められた過去があり、いっそうこの衝撃ミスが注目を浴びる結果となっている。