米メディアが大々的に特集 2016年の日本サッカー「5つの希望」とは?
Jリーグの大会方式には厳しい見解も…
4つ目の希望は「2ステージ制の終了」。Jリーグでは今季から04年以来11年ぶりに2ステージ制が復活。観客動員数の微増という成果はあったが、ファンからの反対の声は根強く、プレーオフのシステムも複雑で2ステージ制復活の必要性を示すには不十分だったとレポートされている。従来の1ステージ制で、上位4チームにACL出場権が与えられるレギュレーションが推奨された。
5つ目の希望は「日本人監督の欧州進出」。日本人指揮官も欧州のトップクラブで指揮を執る日が来れば、アジアサッカー全体としても大きな発展につながると紹介された。とりわけ広島で3度のリーグ優勝を経験した森保一監督や、G大阪でいくつものタイトルを獲得した西野朗氏(名古屋前監督)らの名前が取り上げられた。「アジア人監督の欧州進出には開拓者が必要」とされ、最有力は日本人監督だろうと伝えられた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images