米メディアが大々的に特集 2016年の日本サッカー「5つの希望」とは?
日本勢のアジア復権への期待
2つ目の希望は「Jリーグ勢の反撃」。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)において、Jリーグのクラブは07年の浦和、08年のG大阪が連続優勝を果たして以降、苦戦が続いている。15年はG大阪がベスト4に進出したが、優勝した広州恒大(中国)の前にあえなく敗れ去った。
16年は、3度目のJリーグ制覇を成し遂げた広島、そしてACL優勝経験のある浦和、G大阪(残りの1枠は天皇杯優勝チーム、または年間順位4位のFC東京)の活躍に期待が懸けられている。
3つ目の希望は「代表チームの継続性」。15年はアジアカップでベスト8敗退。その後、アギーレ前監督の退任によって、バヒド・ハリルホジッチ新体制が誕生するなど激動の1年だった。6月に始まったW杯2次予選では、初戦のシンガポール戦でまさかのスコアレスドロー発進。8月の東アジアカップでも2分1敗の最下位と日本サッカーは低迷した。
その後、苦戦が続きながらもW杯2次予選は5連勝でなんとか巻き返した。ハリルホジッチ監督のスタイルはいまだチームに浸透していないが、W杯アジア最終予選もスタートする16年はさらなる飛躍が必要と分析された。