ユングベリ暫定監督、初陣ドロー発進 勝ち点1獲得も納得せず「勝つことだけが重要」
エメリ監督解任を受けて暫定指揮 ノリッジ相手にオーバメヤンの2ゴールで引き分け
アーセナルは現地時間1日に行われたプレミアリーグ第14節ノリッジ戦に臨み、2-2のドローに終わった。ウナイ・エメリ監督の解任を受けて、かつてのレジェンドであるフレドリック・ユングベリ暫定監督が指揮を執ったなかで、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」によると「勝つことだけが重要」と話している。
試合はアーセナルがボール支配を目論んだものの前半21分、ノリッジに先制点を許す。その8分後にガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがPKを蹴り直しになったうえで決めたものの、前半終了間際にMFトッド・キャントウェルに勝ち越し点を許す苦しい展開に。それでも後半12分にオーバメヤンがこの日2点目を挙げたことで、最低限の勝ち点1を得るに至った。
「我々は素晴らしい試合の入りを見せた。あれは私にとってこうサッカーをしたい、というものだった。攻守の切り替えでよく動き、試合を支配したけど相手は我々をいとも簡単に破ってきた。それが2失点した理由だ」
日本代表MF鎌田大地の2ゴールによって1-2と逆転負けを喫し、エメリ解任のトリガーとなったUEFAヨーロッパリーグ(EL)フランクフルト戦から間もないこともあって、チームを立て直したとは言い切れない。
それでもユングベリ暫定監督は「選手たちは素晴らしいメンタリティーを示した。私自身もこのクラブが上向くことを望んでいるし、勝つことだけが重要で、それが心にあるただ一つのことだ」と話している。
2000年代前半にアーセン・ベンゲル監督の下で黄金時代を過ごしたハードワーカーは、不振にあえぐ古巣に一つでも多くの勝利を呼び込むことはできるか。
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