「完全なる狂気」 リバプール守護神の“我を失うハンド”に英騒然「一体何を考えている?」
リバプールは2-1勝利で無敗キープも…アリソンがペナルティーエリア外のハンドで一発退場処分に
リバプールは現地時間11月30日、プレミアリーグ第14節でブライトンと対戦し、2-1で勝利を収めた。開幕から無敗をキープし首位を独走しているリバプールだが、ブラジル代表GKアリソンが一発退場を命じられた“我を失うハンド”に英メディアも騒然としている。
ホームでブライトンを迎え撃ったリバプールは、前半18分と24分にイングランド代表DF トレント・アレクサンダー=アーノルドのセットプレーからオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが頭で叩き込み、早々に2点のリードを奪う余裕のある展開に。しかし、苦境は突然訪れた。
後半31分、ブライトンがロングフィードを放り込むパワープレーでリバプール守備陣は裏を取られる。それでもクロアチア代表DFデヤン・ロブレンが対応可能な間合いだったため、決定的なピンチではなかったはずが、飛び出していたアリソンがペナルティーエリア外で思わず手でのセーブを敢行してしまい、問答無用でレッドカードが提示された。
アリソンのあまりに軽率なハンドによる一発退場に英メディアも注目。英メディア「GIVE ME SPORT」は「完全なる狂気でアリソンが退場」と見出しを打ち、「なんてことを…アリソン、一体何を考えているんだ?」と驚きを隠し切れない様子だった。また、英メディア「スポーツ・バイブル」も「ボックス外の不可解なハンド」と言及している。
また、英地元紙「リバプール・エコー」は「我を失ったアリソン」と取り上げ、「ボール供給も素晴らしく、見事なセーブを見せていた。だが…一体全体どうしたというんだ?」と糾弾している。最終的に、退場処分で与えたセットプレーから被弾し、苦戦を強いられることになったリバプール。世界最高の守護神の1人として評価されるアリソンにとっては、苦い経験となってしまった。