ACミランが1月の移籍市場でゼニトのベルギー代表MFアレックス・ヴィツェルの獲得資金を捻出するために、日本代表FW本田圭佑を放出する可能性が急浮上している。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

　ミランは今夏の移籍市場でもヴィツェル獲得交渉を進めたが、移籍金で折り合いが付かず、獲得できなかった。1月の移籍市場に向けてゼニトと交渉を再開させたが、3500万ユーロ（約46億円）の移籍金を要求されているという。

　最新のレポートによると、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は本職はボランチながら、両ウイングでプレーできる万能派ヴィツェルを高く評価。獲得資金捻出のために、現有戦力の放出を計画しているという。まずは昨季守護神として活躍したGKディエゴ・ロペス。GKミニョレらのミスで勝ち点を落としているプレミアリーグ強豪リバプールが獲得に動いているという。そして、本田もプレミアリーグから興味が示されており、ヴィツェル獲得資金確保のために放出の対象だという。