J1参入プレーオフ、6位山形が“下剋上”で2回戦進出! 手堅く勝ち上がった4位徳島と対戦へ
敵地で3位大宮に2-0の完勝 徳島は5位甲府と引き分けて2回戦へ
J1参入プレーオフ1回戦の2試合が1日に行われ、モンテディオ山形と徳島ヴォルティスが2回戦に駒を進めた。両チームは8日に徳島のホームで2回戦を戦うこととなる。
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J1昇格の最後の1枠をめぐるプレーオフは、1回戦でJ2リーグ戦3位の大宮が6位のモンテディオ山形と、4位の徳島が5位のヴァンフォーレ甲府と対戦。いずれも上位チームのホームで開催された。
引き分け以上で2回戦進出となる大宮は、前半から手堅い試合運びを見せる。カウンターから試合を決定付ける1点を狙いつつ、ボールを失えば素早い帰陣を継続してリスクを回避。一方の山形も前半は焦ることなく戦い、互いにスコアレスのままハーフタイムを迎えた。
大宮は後半開始からFWロビン・シモヴィッチに代えてFWフアンマ・デルガドを投入すると、山形も早い時間帯から攻撃の選手を入れ替えて攻撃にかかる。すると同28分、山形が試合を動かす。左CKをショートでつないで崩すと、最後はクロスが大宮MFイッペイ・シノヅカに当たってオウンゴール。2回戦進出に向けて優位に立った。
勢いに乗る山形はさらに同37分、追加点を奪う。DF柳貴博のパスを受けたDF山田拓巳がヘディングでペナルティーエリア中央に落とすと、最後は途中出場のFW山岸祐也。右足で押し込み、勝利と2回戦進出を決定付ける2点目を山形にもたらした。
試合はそのまま終了し、2-0で山形の勝利。6位が3位を打ち倒す“下剋上”を果たした山形が、2回戦進出を決めている。
一方、徳島は前半37分にFWヨルディ・バイスが先制点を決めたものの、直後に甲府FWピーター・ウタカに同点弾を献上。前半のうちからスコアが動いたが、後半は得点が生まれないまま進んでいく。勝ち越し点が必要な甲府はFWドゥドゥ、FW金園英学、FW佐藤洸一の3枚を全員投入して攻めにかかったものの、最後まで勝ち越すことはできず。1-1のまま終了し、リーグ戦の順位で上回る徳島が2回戦に駒を進めた。
2回戦は8日、徳島のホームである鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで開催され、その勝者が14日にJ1の16位とJ1参入を懸けて戦う権利を得ることになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)