マジョルカ久保の“回転スキル”を海外称賛 華麗な足技でメキシコ代表を翻弄「高品質」

マジョルカのMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカのMF久保建英【写真:Getty Images】

本拠地ベティス戦で1-2敗戦も久保が随所に存在感

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節の本拠地ベティス戦でリーグ戦4試合連続の先発出場を果たした。試合は1-2で惜敗したものの、久保が見せた華麗な“回転スキル”からのシュートが称賛を浴びている。

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 久保は11月3日の第12節バジャドリード戦(0-3)からスタメン出場を続け、第13節ビジャレアル戦(3-1)では見事なミドルシュートからリーガ初ゴールをマーク。着実に評価を高めるなかでベティス戦でもスタメン出場を果たした。

 試合は前半7分、マジョルカのMFイドリス・ババがエリア内で相手FWナビル・フェキルを倒してPKを献上。ベテランMFホアキン・サンチェスに決められて先制点を奪われた。

 劣勢のなかでテクニックを見せつけたのが久保だ。前半15分、マジョルカはサイドチェンジから右サイドに振ると、DFフラン・ガメスからエリア内にスルーパスを供給。そこに走り込んだ久保は、相手ゴールに背を向けた状態でボールを受けたが、左足の裏でトラップすると同時に鋭く反転。マークについたメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードを軽やかな回転スキルで手玉に取り、左足でシュートを放った。

 これは相手GKに阻まれたが、LaLiga TV BAR公式ツイッターは「久保はいつも高品質を見せつける」と絶賛し、ラ・リーガ公式ツイッターの日本語版も「惜しかった!」と映像付きで称えている。

 その後、前半33分に敵陣でボールを奪われたマジョルカは、鋭いカウンターからフェキルに弾丸シュートを叩き込まれて失点。後半に入り、PKで1点を返したマジョルカだったが一歩及ばず、1-2で敗れて連敗を喫した。

 久保はあと一歩でゴールというチャンスを生み出した一方、自らシュートも放つなど存在感を発揮。敗れたなかで日本人アタッカーのスキルは異彩を放っていた。

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