モウリーニョ監督、ゴールお膳立てのボールパーソンをランチに招待「素晴らしい思い出を」
CLオリンピアコス戦、素早くボールを渡してゴールを演出したボールパーソンに脚光
トットナムのジョゼ・モウリーニョ監督がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での機転を利かした“アシスト”で一躍脚光を浴びたボールパーソンのカラム・ハインズへご褒美としてチームのランチに招待したという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
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トットナムは現地時間26日にCLでギリシャのオリンピアコスとホームで対戦した。1-2とビハインドで迎えた後半5分、トットナムが速攻を仕掛けた場面で相手DFのクリアがタッチラインを割った直後、ボールパーソンが素早くボールをコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエに投げ渡すと、そこから素早いリスタートで同点に追いついた。オーリエのスローインを受けたブラジル代表FWルーカス・モウラが持ち込み、クロスをイングランド代表FWハリー・ケインが押し込んだ。
この同点ゴールで勢いを手にしたトットナムはさらに2得点を追加し、4-2で勝利。モウリーニョ体制で臨んだ最初のCLで白星を手にした。
この時、機転を利かせたボールパーソンが15歳のハインズだ。ゴール直後にはモウリーニョ監督とハイタッチし、ハグまでされるその様子がテレビ中継でも映し出された。勝利の立役者として一躍注目を浴びることになったが、ハインズ自身はモウリーニョ監督とハイタッチをしたことを「非現実的だった」と振り返っていた。
そして、モウリーニョ監督はハインズを30日に行われるプレミアリーグ第14節のボーンマス戦当日のランチに招待したという。指揮官は「彼の人生に素晴らしい思い出を提供できたらいいね」とコメントしており、選手たちと一緒に食事ができるとっておきのご褒美を用意したようだ。