元フランス代表MF、ネイマールの“気分屋ぶり”を一刀両断 「リスペクトがない」
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W杯優勝メンバーのプティ氏が不満露わ 「あの男は自分のためだけにプレーしている」
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード戦(2-2)で今季CL初出場を果たすなど、戦力として見られている一方で、今夏の移籍市場での動向もあって否定的に見るファンも多い。それは識者も同様のようで、かつてのフランス代表主力からも「リスペクトがない」と一刀両断されている。
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フランスのテレビ局「RMCスポーツ」の取材に答えたのは、元フランス代表MFエマヌエル・プティ氏だ。1998年フランス・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーのプティ氏はアーセナルなどでもボランチとしてチームの土台を支えたチームプレーヤーである。
「(ともに優勝メンバーのジネディーヌ・)ジダンと(ユーリ・)ジョルカエフは試合を決める役割ができると認識していたから、守備で“サボる”ことも受け入れられたんだ。そして仕事をしたし、彼らの才能が煌めいた時、勝つことを知っていたんだ。でもネイマールの場合、まったくそうじゃない」
フランス黄金時代を回想しつつ、プティ氏はネイマールへの不満をこう露わにしている。
「あの男は、自分のためだけにプレーしているんだ。PSGのドレッシングルームにいる選手たちの身になって考えてくれ。彼らはサポーターやクラブに対してクソみたいな対応をしている男の気分屋ぶりに数カ月にもわたって付き合わされているんだ。アイツにはリスペクトというものがない」
PSGに移籍して以降のネイマールは独善的な行動が目立ち、何かと物議を醸している。それがチームの勝利のためになっているとは到底思えないからこそ、プティ氏の怒りは増幅しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)