強豪インテル、仏代表FWジルーが求める条件を踏まえて“2年半契約オファー”か
チェルシーからジルー移籍報道 インテルがジルー側の条件を呑む形か
イタリア・セリエAの強豪インテルは、冬の移籍市場でストライカーの補強を狙っており、チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーが求める条件を呑んだオファーを投じるようだ。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
インテルは今季、昨季までのエースとも言える立場にいたアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディをパリ・サンジェルマン(PSG)に期限付き移籍で放出。マンチェスター・ユナイテッドからベルギー代表FWロメル・ルカクを完全移籍、チリ代表FWアレクシス・サンチェスを期限付き移籍で獲得し、昨季から所属のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを合わせた前線の構成だった。
しかし、サンチェスが負傷離脱。アントニオ・コンテ監督は折に触れて中盤から前線の選手層が薄いことを嘆いており、冬の移籍市場で獲得リクエストを行った選手のうち1人がジルーだとされていた。
当初、インテルは契約が残り半年になっているジルーに対して、コンテ監督の求める短期的な状況解決を踏まえて1年半の契約オファーを出すと見られていた。その一方、ジルーは来夏に予想されるインテルの前線の選手たちによる契約論争に、残り1年の契約期間で身を置きたくないという理由から2年半の契約を求めるとレポートされていた。
その結果、インテルはジルーが求める2年半の契約を呑んだオファーを投じる方針を固めたとしている。前述のとおりに、チェルシーとしては最低限の移籍金を得られる最後のチャンスになるため、移籍が成立する可能性はかなり高いと言えそうだ。
ユベントスが8連覇中のセリエAで、そのストップが期待されているインテルだけに、ストライカー補強と選手層の改善につながるジルー獲得が成功すれば、シーズン終盤までリーグ優勝を狙える位置で戦い続けるための大きな力になりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)