チェルシーMFウィリアン、バルサが関心示すも本人は残留を希望 「ここで幸せ」
その一方で契約延長オファーを提示されていないことも明かす
チェルシーは現地時間27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節で、バレンシアと2-2で引き分けた。今夏、若返ったチームを引っ張っているブラジル代表MFウィリアンについて、パリ・サンジェルマン(PSG)やバルセロナが1月の移籍市場で獲得に向けて動いているとされている。だが、ウィリアン自身は「ここで幸せ」と残留を希望した。英紙「ミラー」が報じている。
チェルシーは今夏、補強禁止処分が下されていたこともあり、フランク・ランパード新監督の下、大幅な若返りに着手した。多くの若い選手たちとプレーすることで、フレッシュな気持ちになっていることを認めるウィリアンだが、チェルシーからは来年6月で満了する契約を延長するオファーを受け取っていないという。
「まだオファーをもらっていないよ。でも、僕はここで幸せだよ。このクラブのためにプレーすることに喜びを感じているけれど、今後については僕次第ではなく、クラブ次第だ。彼らからのオファーを待っているよ。彼らは僕が何を求めているか、何をしたいかを分かっている。分かっているから、僕は待つだけだ」
他のビッグクラブからも関心を持たれていても、まずは現所属クラブとの話し合いが先決だという。
「僕は他のクラブと話したくはない。なぜなら、シーズン終了までの契約が残っているからね。僕はチェルシーの選手であり、クラブが僕の要求を分かっているとだけ言っておくよ」
チェルシーに加入してからの6シーズンで、ウィリアンは2度のプレミアリーグ優勝、一度のFA杯優勝、UEFAヨーロッパリーグ優勝を経験している。これまでは世界的なスターと一緒にプレーしてきたが、今季は育成組織出身の若手選手たちとプレーしている。ウィリアンは、この若い選手たちと再びトロフィーを勝ち取ることができると感じているようだ。
「チェルシーは、常に何かを勝ち取りたがっている。過去に僕たちは勝ち取ってきたけれど、今度は若い選手たちと勝ち取りたい。そうできるように、努力を続けなければいけないね」
チェルシーはCLのグループHで、勝ち点「10」のアヤックスに次ぐ2位となっている。ウィリアンはホームで行われる最終節のリール戦でチームを勝利に導き、自身の言葉が正しいことを示せるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)