「ヘンクを混乱させた」 “マジック南野”、鋭いグラウンダー弾に海外称賛「危険を製造」

CLヘンク戦でゴールを決めたザルツブルクMF南野【写真:AP】
CLヘンク戦でゴールを決めたザルツブルクMF南野【写真:AP】

南野がCL2ゴール目を記録 ザルツブルクはヘンクに4-1で大勝

 ザルツブルクは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でヘンクと対戦し、4-1で大勝を収めた。日本代表MF南野拓実は追加点となるゴールを決め、勝利に貢献。海外メディアは「ヘンクを混乱させた」「ゴール前で危険を製造した」と惜しみない賛辞を送っている。

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 代表で同僚のMF伊東純也との“日本人対決”第2ラウンドとなったが、軍配が上がったのは今回も南野だった。1-0で迎えた前半45分、カウンターの場面で左サイドから攻め込んだザルツブルクは、速いテンポのパスワークを見せ、ペナルティーエリア右に構えていた南野へボールが渡ると、そのまま右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートがゴール左隅に決まった。

 第2節で対戦した欧州王者リバプールを相手にゴールを奪って以来となる、CL2得点目を奪った南野に対し、海外メディアも注目。ドイツのスポーツ専門メディア「SPOX.com」は「マジック南野」と表現し、「この日本人は常に攻撃的な姿勢を示していた。後半には強力な連係を見せ、ベルギー勢のゴール前で危険を製造した」と伝えている。

 ベルギー紙「HLN」は「南野のエクセレントな一撃」と取り上げ、オーストリア地元紙「ザルツブルガー・ナハリヒテン」は「南野がヘンクを混乱させた」と見出しを打ち、「南野がハイパフォーマンスを披露した」と称賛。ザルツブルクは勝ち点7に伸ばしグループEの3位。ホームで迎える最終節の首位リバプール戦に、決勝トーナメント進出の望みをつないだ。

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