PSG期限付き移籍中のFWイカルディ、契約の謎に伊メディア注目 囁かれる“特殊条項”とは?
今季、インテルからPSGに期限付き移籍したイカルディ 特別な契約条項が存在する可能性も
今季、イタリア・セリエAの強豪インテルからフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)に期限付き移籍しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディだが、その契約条項には謎があるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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イカルディは昨季、契約延長を巡ってインテル在籍中にクラブと対立。そこでは、代理人であり妻のワンダ・ナラ氏がSNSでクラブ批判を展開し、“炎上”が激しくなった。その結果、チームを率いていたルチアーノ・スパレッティ監督はキャプテンの座をはく奪し、試合の登録メンバーから外し続けるという措置すら取られた。
そのなかで、今夏の移籍市場では国内移籍をイカルディが望んだ一方、インテルのクラブ幹部は“構想外”をアナウンスしながら移籍金の減額には一切応じないという強硬姿勢に出た。その結果、移籍市場の最終盤になってようやくPSG加入が決まっている。
PSGでは活躍を見せるイカルディだけに、クラブのレオナルドSDはインテルと完全移籍についての買い取り交渉を早くスタートする意向を見せたという。しかしながら、イカルディ側の希望でその交渉はシーズン終了後まで待たれることになった。そこには、まことしやかに言われている特殊な契約条項があるという。
それは、今季終了時点でインテルとPSGの間で完全移籍に関するクラブ間交渉が合意したとしても、イカルディの一言でそれを白紙にできるというものだ。記事では、PSGやインテルなどクラブ側に近い情報筋からは必ずその存在が否定され、選手に近い情報筋からは必ず存在すると言われる契約条項のようだ。
今夏の移籍市場で言えば、スペインの強豪レアル・マドリードからドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍していたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、選手サイドの意向で完全移籍のオプションが行使されなかったと報じられた。そうした選手側のリクエストの存在は、まったく存在しないと言い切れないものでもある。
果たして、得点力に疑問符のつかないストライカーと、騒動の種になることが確実な妻のタッグはどのような契約を結んだのか。来季に向けて、またもひと悶着がありそうな気配だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)