CLで劇的弾から“カオス”な珍事 ユニ脱ぎ&フラッグ破壊→2人退場に英驚愕「こんなの見たことある?」
クラブ・ブルージュがCLガラタサライ戦の後半ATに劇的同点弾も…直後に2人が同時退場
ガラタサライの日本代表DF長友佑都が出場していた現地時間26日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループA第5節、ガラタサライ対クラブ・ブルージュ戦(1-1)で、劇的な同点ゴールの直後に2選手が同時退場する珍事が発生した。
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イスタンブールのトルコ・テレコム・アリーナで行われた一戦は、前半11分にFWアデム・ビュユクのゴールでホームのガラタサライが先制すると、クラブ・ブルージュは後半アディショナルタイム2分にセネガル代表MFクレパン・ディアッタが同点ゴールを奪う試合展開となった。しかし、このクラブ・ブルージュの劇的な一撃が決まった直後に珍事が起きる。
同点ゴールは右サイドから生まれた。ボールを持ったディアッタは、対峙したガラタサライの左サイドバック長友をかわして中央へ切れ込むと、左足でシュート。ボールはゴール左隅のファーサイドのネットを揺らした。ディアッタはユニフォームを脱ぎ歓喜を爆発。これはルール上警告の対象となるため、ディアッタには当然イエローカードが提示された。そして、この試合2枚目だったことで退場処分となった。
さらに主審はクラブ・ブルージュのDFクリントン・マタにもイエローカードを提示し、やはりこの試合2枚目ということで退場処分となった。リプレー映像によると、マタはゴールセレブレーションの際にコーナーフラッグを飛び蹴りで破壊。これが警告の対象となったようだ。
後半アディショナルタイムのドラマチックな同点弾の直後に、2人が同時に退場、さらにコーナーフラッグ破壊というおまけ付きの“カオス”な展開を、英衛星放送「BTスポーツ」も公式ツイッターで「こんなの今までに見たことある?」と驚きをもって報じている。
英紙「ガーディアン」も「ガラタサライ戦、終盤の同点弾のセレブレーションでクラブ・ブルージュの2選手が退場」との見出しをつけて、この予想外の出来事を伝えている。
なお1-1で引き分けた結果、すでに決勝トーナメント進出の望みが絶たれていたガラタサライに続いて、クラブ・ブルージュもグループステージ敗退が決定。グループAは首位パリ・サンジェルマンと2位レアル・マドリードの2クラブが、決勝トーナメントに進出することが決まった。