バルサB安部、”12cm差”を超える圧巻跳躍弾を英メディア脱帽 「パワフル弾丸ヘッド」

バルサB安部裕葵のヘディング弾が話題【写真:Getty Images】
バルサB安部裕葵のヘディング弾が話題【写真:Getty Images】

身長183cmのリェイダMFルソの上から豪快ヘッド弾 2試合連続ゴールで存在感を発揮

 バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は、現地時間23日に行われたスペイン3部グループ3第14節リェイダとのアウェーゲームで、2試合連続ゴールを決めた。身長171センチとサッカー選手としては小柄な日本人アタッカーが、自身よりも12センチ高い相手の上から豪快な一撃を叩き込み、英メディアは「パワフル弾丸ヘッド」と称している。

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 バルサBはトップチームでの飛躍が期待され、中盤を司るMFリキ・プッチが累積警告でリェイダ戦を欠場。また17歳のMFアンス・ファティや売り出し中のFWカルラス・ペレスもトップチームに招集されたため、主力を欠く展開となった。試合自体はバルサBが押し気味に試合を進めたものの、前半38分にリェイダMFリベルトに先制ゴールを許す。ビハインドを背負ったなかで、チームを救ったのが安部だ。

 前半44分、敵陣左サイドでスローインを受けたFWアキエメからのクロスに対して、タイミング良く走り込んだ安部が頭で合わせる。安部にとっては珍しいヘディングシュートで1-1の同点、そして自身にとって公式戦2試合連続ゴールを決めた。

 安部は身長171センチとサッカー選手としては、小さい部類に入る。しかし、ゴールシーンでは身長183センチのリェイダMFルソの背後に勢いよく飛び込むと、打点の高いヘッドで相手の上からヘディングシュートを叩き込んだ。GKの横っ飛びも寄せ付けないスピードと力強さを兼ね備えた一撃に、英メディア「Dugout」は「アベのパワフル弾丸ヘッド」と称賛している。

 世界的な名門バルセロナのトップチームに上がることは容易ではないが、今の安部はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスらと共演する姿にも期待してしまう活躍を見せ始めている。

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