マンU崩壊の象徴? 名将ファーガソンとクラブ幹部の“激しい口論”に英注目「感情を爆発」
ユナイテッドは昇格組シェフィールド・Uに3-3のドロー リーグ9位に沈む不調ぶり
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間24日、プレミアリーグ第13節シェフィールド・ユナイテッド戦で3-3と引き分けた。昇格組に勝ち切れず、リーグ9位に沈むチーム状況から、クラブの英雄であるアレックス・ファーガソン元監督とエド・ウッドワードCEOがスタンドで激しく口論するシーンが話題を呼んでいる。
オレ・グンナー・スールシャール体制2年目のシーズンは、開幕13試合で4勝5分4敗と苦しい立ち上がりを強いられている。昇格組シェフィールドにも2点のリードを与える厳しい展開となり、最終的に互いに3ゴールを奪い合う激しい打ち合いで痛み分け。9位と上位争いに参戦できない状況が続く。
さらに、不振に喘ぐチーム状況を象徴するようなシーンがスタンドで生まれた。ユナイテッドで27年間指揮し、黄金期を築き上げた“生ける伝説”ファーガソン元監督と、CEOを務めるウッドワード氏が試合後に激しく口論する場面がSNS上で拡散しており、英メディアもこぞって取り上げている。
英紙「デイリー・ミラー」は「ユナイテッドの苦境で、ファーガソンとウッドワードの論争がヒートアップしたようだ」と見出しを打ち、「2人はスタンドで数分間にわたって言い合いをし、ウッドワードは感情を爆発させながら激しいジェスチャーと言葉を発していた」と伝えている。
また、英メディア「GIVE ME SPORT」も「真偽は不明だが、激しい口論でウッドワードはファーガソンに大声で叫んでいたようだ。そして、それは酷いパフォーマンスに原因があることは間違いないだろう」と指摘。プレミア最多優勝を誇るユナイテッドだが、クラブのトップに立つ2人の口論が、悲惨な現状を物語っているようだ。
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