“新顔”グリーズマン、バルセロナでの適応に苦戦の胸中吐露 「まだ自信がない」
メッシ、スアレスらスター揃いの名門に加入も、完全フィットしているとは言えない状況
今夏にアトレチコ・マドリードから王者バルセロナに移籍したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、UEFA(欧州サッカー連盟)公式ウェブサイトのインタビューに応じ、新天地での適応に苦戦していると胸中を語っている。スペイン紙「AS」が伝えた。
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今夏、移籍金1億2000万ユーロ(約147億円)でバルセロナへ加入したグリーズマン。本拠地デビュー戦となったリーガ・エスパニョーラ第2節ベティス戦(5-2)では2得点を決め、ここまで公式戦16試合に出場して4ゴール3アシストの成績を残しているが、バルセロナのサッカーに上手くフィットしているとは言い難いのが実情だ。
“新顔”のグリーズマンは、バルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの関係について、「僕はかなりシャイなので、他の人と上手く話せない時がある。自分から会話を始めるのはほぼない。ルイス、レオ(メッシの愛称)、僕の3人で一緒に食事をしたことはあるが、関係を深めるには時間が必要だ」と語った。
「少なくともあと40年は彼(メッシ)のようなタイプの選手が現れることはないだろう。だから、彼のプレーを見られて本当に嬉しい。彼の隣でプレーすることに心から喜びを感じている」
また、プレー面では前線でメッシらとの連携が上手くできていないとの声も上がっているが、グリーズマンは「僕にとってはすべてが新しいことだから、まだチームメイトがどのようにプレーするかを理解したり、学んでいる段階にいる」と自身の“現在地”についても触れた。
「走るタイミングや、中盤やルイス・スアレス、レオ・メッシ、ウスマン・デンベレというような選手のボールを持っていない時の動きを読む努力をしているんだ。これをなるべく早く習得することが僕の目標。そうすれば自分のすべてをチームに捧げることができるから。現状では自分を持った時にいつパスを出すのか、シュートを放つのか、あまり自信がない。これはきっと時間が経つとともに関わっていくだろう」
グリーズマンがチームに完全フィットした時、バルセロナはこれまで以上の破壊力を発揮するのは間違いない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)