「香川の考えは確固たるもの」 サラゴサでの去就に地元紙注目「夏に何が起こるのか…」

サラゴサで不振に喘ぐ香川 「次の目的地を探すのは簡単ではない」
MF香川真司は今夏レアル・サラゴサへの移籍を決断し、2部リーグながら念願のスペイン上陸を果たした。チームは開幕から好調なスタートを切ったものの、徐々に調子を落とし、現在は6位に順位を下げている。香川もチーム成績に比例して存在感を失っているが、「1月にサラゴサを離れないという香川の考えは確固たるものだ」と、残留の決意が固いことを伝えている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
香川は長年在籍したドルトムントを退団し、サラゴサへと移籍。チームは開幕から8戦無敗(4勝4分)と幸先の良いスタートを切ったものの、香川がコンディション不良によって調子を落とすと、チームも失速を見せている。直近のリーグ第17節ラージョ・バジェカーノ戦では、香川不在のなかで1-0と勝利を収めたものの、順位は6位のままとなっている。
一方、スペイン地元紙「El Periódico de Aragón」は、「香川は去ることを考えず」と見出しを打って報じ、「ここで高みを望む日本人は、クラブにはっきりと要求された時のみ、1月に去ることになるだろう」と去就について言及。また、「香川は1月にサラゴサを離れるつもりはないが、彼のパフォーマンスはクラブとファンの期待からは程遠いものだ」と、ここまでの出来が不十分なものであることにも触れている。
来季の昇格を逃した際は「夏に何が起こるのか確認する必要がある」としつつ、「現段階のパフォーマンスを考えると、次の目的地を探すのは簡単ではない」と指摘。「いずれにせよ、1月にサラゴサを離れないという香川の考えは確固たるものだ」と伝えており、今季はサラゴサで戦い続ける決意を固めていることを強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)