南野拓実、“ゴールすれば全勝”記録が「30」でストップ ザルツブルク加入後、初のドロー
ザンクト・ペルテン戦で1ゴール1アシストの活躍も…“大記録”が止まる
オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実が、現地時間23日のリーグ第15節ザンクト・ペルテン戦(2-2)で1ゴール1アシストの活躍を見せた。リーグ戦は今季4点目で出場8試合ぶりのゴール。今シーズンでザルツブルク6季目を迎える南野は、加入後初ゴールを含む2点を挙げた15年3月4日の第23節アドミラ・ヴァッカー・メードリング戦(4-1)から、リーグ戦ではゴールすれば30試合連続で勝利していたが、今回のザンクト・ペルテン戦で初めて白星を逃した。
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ザンクト・ペルテン戦では、前半13分にゴール前の混戦からこぼれ球に反応。最後は南野が左足で浮かせて押し込んだ。さらに同33分には右サイドから、中央に走り込んだMF奥川雅也へ折り返しのパス。日本人“アベックゴール”となる奥川の得点も演出し、1ゴール1アシストの活躍を見せた。
だが、前半43分にPKで1点を返されると、後半15分には同点ゴールを浴び、結局試合は2-2で終了。3連勝中のザルツブルクにとって今季3度目のドローとなってしまったが、南野にとっては15年にザルツブルクへ加入後、初めて自身が得点した試合で勝利できなかった。データ分析会社「オプタ」によると、南野はリーグ戦において自身がゴールした試合でなんと30連勝中だったという。14-15シーズンから2勝、8勝、6勝、5勝、6勝、そして今季の3勝と“全勝記録”が途絶え、31試合目にして初めてドローを味わうこととなった。
日本代表でも歴代2位タイの国際Aマッチ5試合連続得点や、カズこと元日本代表FW三浦知良(横浜FC)を超える初のワールドカップ予選開幕から4試合連続ゴールを記録するなど、好調を維持する南野。6季目を迎えたザルツブルクではリーグ戦で通算41得点を挙げており、これからも勝利をもたらす“不敗”のストライカーとしてチームを支えていくはずだ。