トッテナムのエースFWケイン、モウリーニョ新体制を歓迎 「彼は勝ちたがっている」

トットナムFWハリー・ケインがモウリーニョ監督を称賛【写真:Getty Images】
トットナムFWハリー・ケインがモウリーニョ監督を称賛【写真:Getty Images】

モウリーニョ体制初陣で勝利したトッテナム、ケインが確信「大きなシーズンとなる」

 トッテナムはマウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任、そしてジョゼ・モウリーニョ新監督の就任を決めた直後の先週末、新体制初戦となったプレミアリーグ第13節ウェストハム戦を3-2で制し、再出発を勝ち点3スタートで切った。長年にわたりチームに好成績を残したポチェッティーノ前監督から“タイトル請負人”ことモウリーニョ体制に変化したわけだが、エースのイングランド代表FWハリー・ケインはこの状況を歓迎しているようだ。

 モウリーニョ監督はポルトに始まりチェルシー(計2度)、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドといった各ビッグクラブでことごとくタイトル獲得を経験し、その主要タイトル数は20にも及ぶ。

 一方でトッテナムは2008年のリーグカップ優勝以来、プレミアリーグでの上位争いや昨季のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝などはあるものの、トロフィーを掲げた経験はない。その状況を受けて、ケインはこのように話している。

「彼が訪れたクラブはすべて勝利をしている。そこから逃げることはできない。彼(モウリーニョ)は本当に勝ちたがっているし、勝者であることを証明している。タイトルを獲得したい、そう考えるキャリアの段階にいること、そしてこのクラブで勝ちたいことを明確にしてくれた。それは僕らにとっても大きなシーズンとなる」

 モウリーニョ監督らしい勝利への執着心は、すでにクラブ内に注入されつつあるようだ。プレミアリーグでの不調を踏まえると「現実的に見て僕らは今シーズン、チャンピオンズリーグとFAカップでそれ(タイトル獲得)を目指そうとしている。それがどう進んでいくかを見ていかないとね」とも語っている。

 果たしてモウリーニョ監督にとって21個目、そしてトッテナムにとって10年来の悲願となる栄冠をつかむことはできるのだろうか。

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