「2019年ウイングトップ10」 プレミアの2人が上位独占、アジア選手もランクイン
チームに新たな次元を加えるウイング ブラジル出身の新鋭テクニシャンらがトップ10を席巻
ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」の発表を12月2日に控えるなか、米スポーツ専門局「ESPN」は世界最高の選手と監督を独自に選出。ポジション毎に分けて、それぞれのトップ10を発表した。
ウイングには現代サッカーにおいても役割を保持しているとし、3トップ全盛期に多用されたこのポジションは過去のものではないと主張している。サイドからのスピードに乗った突破力は、チームに異なった角度からの攻撃を加えると説明。さらに、内側へカットインしてシュートを狙うこともあり、そのことで新たな次元も加えると追記し、チームに多様性をもたらす役割を担っていることを伝えている。
【ウイングのトップ10】
第10位:エベルトン(グレミオ/ブラジル代表/23歳)
主要な国際大会で新たな選手を発見はすでに過去のことと思われる時代において、エベルトンはコパ・アメリカ優勝に貢献すると共に新たな発見をもたらしたと、コパ・アメリカでの活躍によって圏外からランクイン。
第9位:レロイ・サネ(マンチェスター・シティ/ドイツ代表/23歳)
負傷による長期離脱も影響し、前年2位からランクダウン。彼が適合して歌を奏でるようにサイドをすり抜ける時、素晴らしい光景を目撃できると賛辞を贈る。
第8位:ダビド・ネレス(アヤックス/ブラジル代表/22歳)
圏外からトップ10入りしたネレスは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリード戦、ユベントス戦でスコアラーとして印象づけアヤックスの躍進に貢献。コパ・アメリカでも同様に活躍したことが評価。
第7位:アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン代表/31歳)
前年のランク外からトップ10入りを果たしたディ・マリアについては、今季CLのレアル戦で2得点を挙げた活躍がピックアップされた。その活躍は誰も疑いようがないほどのハイライトとなっていると評している。
第6位:マルコ・ロイス(ドルトムント/ドイツ代表/30歳)
前回9位から順位を上げたロイスは負傷で離脱するシーズンが続いたが、昨季は最高の状態で戻ってきたと称賛。ドイツ代表のヨハヒム・レーブ監督も改革を進める中心選手として据えている。