半信半疑のイタリアメディア ミラン本田残留に懐疑の声も 「浮き沈み激しい」「ミステリアスなオブジェ」
残留に疑問符をつけるミラン関係者
その一方で、まだ残留へ疑問符をつけるミラン関係者も存在するという。その理由が、調子の波の大きさにある。昨季序盤から活躍を見せ開幕7試合で6ゴールを挙げたが、それ以降から現在までリーグ戦で1年以上もノーゴールが続いている。そして、いい時と悪い時では、悪い時の方が多いと批判している。
それでも、現時点では残留するだろうという見通しを報じている。2015年最終戦での活躍により、強かった逆風が一旦は収まっているが、イタリアメディアからの評価は半信半疑といったところが現実のようだ。変わりつつある風向きを確たるものにするために、2016年の本田に求められるのは波の少ない安定感、そして、栄光の10番を託されるにふさわしい活躍ということになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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