浦和監督、ACL決勝“完敗”に悔恨 初戦前の過酷な日程に言及「我々にもっとやれることが…」
過酷だった第1戦前のスケジュール 「次に生かさなければいけない」
今回の浦和は、5日にリーグ戦の川崎フロンターレ戦が入り、メンバーこそ大幅にターンオーバーしたものの、移動は試合直後のナイトフライトで旅立ち、現地入りに24時間もかかる過酷なものとなった。そして2日ほどの準備期間で初戦に臨んだ。これまでに2回、浦和は中東勢との決勝戦を制しているが、ここまでタイトなスケジュールは初めてだった。2007年の優勝時には中9日があり、17年の優勝時は直前が国際Aマッチウイークだった。
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それだけに大槻監督は「特に西アジア、サウジアラビアへの移動などの部分で、我々にもっとやれることがあったのか。今までは、中東でキャンプのようにしてから臨んでくることができたが、こうしたなかで戦ったことはクラブとしての経験になるし、それを次に生かさなければいけない。また、日本サッカー全体としての経験にもなる。クラブ単位で、こうした経験を蓄積していくことも非常に大事だ」と、2試合180分のゲームに臨む準備段階の部分についても、Jリーグクラブの監督の1人として言及した。
浦和では分析担当や下部組織の指導者を務め、昨季は約3週間の暫定監督を経験。そして、今季は正式就任から約半年でこの大舞台を経験した。指導者としては浦和の“生え抜き”とも言える大槻監督は、この経験を自身の指導者としてのキャリアにどのように生かしていけるのか。それもまた、次の戦いのスタートと言えるはずだ。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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