「2019年攻撃的MFトップ10」 マンC勢が上位占有、名将も絶賛の25歳が1位に
頑丈な守備網を打ち砕く能力を持つ攻撃的MFのトップ10、ポグバの評価で議論が難航
ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」の発表を12月2日に控えるなか、米スポーツ専門局「ESPN」は世界最高の選手と監督を独自に選出。ポジション毎に分けて、それぞれのトップ10を発表した。
攻撃的MFには遊び心があって、即興性と魔法を持って頑丈な守備網を打ち砕く能力が必要と定義。そして、このポジションの偉人たちは、自由な役割を活用して人々を楽しませたと解説している。新顔の健闘も目立った攻撃的MF部門のトップ10だが、シティ勢が上位を占める結果となっている
【攻撃的MFのトップ10】
第10位:ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング・リスボン/ポルトガル代表/25歳)
ポルトガルの新鋭がランク外からトップ10入りを果たした。昨季にシーズン31得点を挙げる活躍を見せ、その得点力を評価されたようだ。
第9位:エベル・バネガ(セビージャ/アルゼンチン代表/31歳)
圏外からランクインしたバネガを“セビージャのメトロノーム”と称し、中盤に落ち着きを与え、ペース配分できる希少な選手と説明している。
第8位:カイ・ハフェルツ(レバークーゼン/ドイツ代表/20歳)
「彼の才能に制限はない」と同僚も推すハフェルツが、ランク外からトップ10に。弱冠20歳にもかかわらず、天才として選定されたと称賛している。
第7位:コケ(アトレティコ・マドリード/スペイン代表/27歳)
「戦術的に優れている」とディエゴ・シメオネ監督も称賛するコケが、9位から順位を上げた。“シメオネの鎮痛剤”と呼ばれる彼は、中盤のあらゆる位置でプレーしてきたと解説。
第6位:ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/フランス代表/26歳)
前回4位から順位を下げたポグバについては、評価が難しかったことを明かしている。プレー面以外に議論が広がったが、彼がチームを良き方向へ導くかと考えた時にW杯の勝者であることが評価されている。