ソン・フンミン、モウラ、ケインが得点　ウェストハムに敵地で勝利を収める

　イングランド・プレミアリーグのトットナムは現地時間23日、敵地でウェストハムと対戦。ジョゼ・モウリーニョ監督にとって初陣となったなか、攻撃陣が爆発して3-2の勝利を収めている。

　トットナムは19日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任を発表。そして翌20日にはモウリーニョ監督の就任が発表された。それから3日が経ち、プレミアリーグ第13節のウェストハム戦で早速の“初陣”を迎えている。

　注目の一戦で、モウリーニョ監督はオーソドックスな4-2-3-1システムを採用。攻撃陣は1トップにイングランド代表FWハリー・ケインを置き、その後ろには左から韓国代表FWソン・フンミン、イングランド代表MFデレ・アリ、ブラジル代表FWルーカス・モウラが配置された。

　ケインと両サイドハーフを中心とした攻撃を見せるトットナムは、時間経過とともにウェストハムを押し込んでいく。ソン・フンミンがカットインから惜しいミドルシュートを放つなど攻勢を強めていくと、前半36分には先制点が生まれる。ペナルティーエリア内ドリブルで侵入したソン・フンミンが左足を振り抜き、豪快にネットを揺らした。

　さらに止まらないトットナムは、同43分に追加点を奪う。左サイドを突破したソン・フンミンのクロスにブラジル代表MFルーカス・モウラが中央で合わせ、ゴールに流し込んだ。前半はそのまま2-0で終了し、ハーフタイムを迎えている。

　後半もトットナムが勢いを持って入り、同4分には右サイドからコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエが上げたクロスにファーサイドで合わせたのはケイン。パワフルなヘディングがゴールネットに突き刺さり、リードを3点に広げた。

　その後はトットナムもリスクは冒さず、ウェストハムにポゼッションを譲りながらも堅実に試合を進めていく。後半28分には途中出場のFWミカエル・アントニオに1点を返され、終盤には1点差に詰め寄られたものの、最後までリードを守り切って3-2の勝利を収めている。

　新天地での“初陣”を勝利で飾ったモウリーニョ監督。トットナムの指揮官としての戦いには今後も注目したい。

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