J1“ラスト2戦”へ、横浜FMが今季初の首位浮上 残留争いは「後半ATのドラマ」で明暗
最終節で「優勝」と「自動降格回避」をかけた運命の直接対決が実現するか
第32節を終えて、表のとおり全チームの試合数が並んだ。この結果を踏まえて、残り2節の対戦カードは以下のとおりとなっている(カッコ内は第32節終了時の順位)。
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■第33節/11月30日(土)
仙台(11位) vs 大分(7位)
鹿島(3位) vs 神戸(10位)
FC東京(2位) vs 浦和(13位)
川崎(4位) vs 横浜FM(1位)
湘南(16位) vs 広島(6位)
磐田(18位) vs 名古屋(12位)
G大阪(9位) vs 松本(17位)
C大阪(5位) vs 清水(15位)
鳥栖(14位) vs 札幌(8位)
■第34節/12月7日(土)
札幌(8位) vs 川崎(4位)
浦和(13位) vs G大阪(9位)
横浜FM(1位) vs FC東京(2位)
松本(17位) vs 湘南(16位)
清水(15位) vs 鳥栖(14位)
名古屋(12位) vs 鹿島(3位)
神戸(10位) vs 磐田(18位)
広島(6位) vs 仙台(11位)
大分(7位) vs C大阪(5位)
横浜FMは次節、アウェーで川崎との“神奈川ダービー”に挑む。昨季までの2連覇王者を相手に厳しい試合になることは間違いないが、この試合に勝利し、2位FC東京が浦和に敗れれば、15年ぶり4回目のJ1制覇が決まる。FC東京とすれば、浦和戦に勝利して最終節の横浜FMとの最終決戦に持ち込みたいところだ。
3位鹿島が逆転優勝を果たすためには、2連勝が絶対条件。また第33節でヴィッセル神戸に勝ったとしても、最終節で横浜FMとFC東京の直接対決があるため、両チームの結果次第では優勝の可能性が消滅する。
残留争いでは今節で大きな勝利を手にした磐田は、次節の名古屋戦で引き分け以下に終わった時点でクラブ史上2度目のJ2降格が決定。勝っても、16位湘南と17位松本の結果次第では降格が決定する。
17位松本は最終節で16位湘南とホームでの直接対決が控えている。得失点差では大きく上回っているため、なんとか勝ち点「3」差を維持して第33節を終えたいところだ。
最終節で優勝をかけた1位と2位、自動降格回避をかけた16位と17位の“直接対決”が行われる可能性がある今シーズン。クライマックスに向けて、例年以上の注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)