浦和とACL決勝で激突のアル・ヒラル監督 サウジ記者の“質問攻め”に困惑した理由は?
「ACLで難しい試合をしてきたという自信がある」
そうした質問に多くの時間を使った感のある会見だったが、ルチェスク監督は「日本には遊びに来たのではなく勝ちに来ている。力を存分に発揮できれば勝てる。選手もモチベーションを高めて、準備もできている。決勝戦は簡単ではなく、タフなものになるだろう。ACL優勝というチームが掲げている目標を達成したい。浦和にリスペクトがあるし、簡単な試合になるとは思わない。ただ、ACLで難しい試合をしてきたという自信がある」と、優勝に向けて意気込みを語った。
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アル・ヒラルにとっては、2017年に同じ埼玉スタジアムで敗れて準優勝に終わったことへのリベンジの思いも強い。浦和のスタッフによれば、サウジアラビアからやってくるサポーターは2000人ほどが見込まれ、2年前よりも増えているという。
浦和にとっては、そうした思いもはねのけるような戦いが必要になる。もし、サウジアラビア人選手たちがメディアと同様に天候に対して神経質になっているのならば、ホームでの逆転劇を実現するための恵みの雨になるのかもしれない。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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