浦和監督&エース、サウジメディアの“挑発”に乗らず ACL決勝前日会見はピリピリムード
「槙野が怪我をしている」という“怪情報”も…
エースは苦笑いの後に「自分だけではないと思うが、試合を通して誰かに怪我をさせようと考えたことはない」とキッパリ。そのうえで「もちろん、キーになる選手に対して激しくいく必要性はあるかもしれないが、怪我をさせようと思うことはない。明日戦うチームは、誰かに激しくいかないといけないチームではなく、チームとして素晴らしい。一人ひとりの能力も高い。全員に対して厳しくいかないといけない」と、相手へのリスペクトを込めた言葉を残した。
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他にもサウジメディアからは、「槙野が怪我をしていると聞いている」という“怪情報”の質問も飛んだが、大槻監督は「良い情報を得ていると思う。怪我をしていれば出ないでしょうし、していなければ出るでしょう」と、柳に風とでも言うべき応対で終わらせた。
記者会見からピリピリしたムードが醸し出された決戦前日となったが、2年ぶり3回目のアジア制覇を狙う浦和の指揮官とエースは冷静さを失わなかった。タイトルへの思いのすべては、明日のピッチで表現するはずだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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