「これが浦和の強み」 槙野智章、ACL決勝“大逆転劇”へ闘志「やるべきことは整理できた」

ACL前日練習に励む浦和DF槙野【写真:轡田哲朗】
ACL前日練習に励む浦和DF槙野【写真:轡田哲朗】

アル・ヒラルに第1戦で0-1敗戦も…約2週間の準備に余念なし「試合で表現できる」

 浦和レッズのDF槙野智章は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第2戦、ホームでのアル・ヒラル(サウジアラビア)戦に向けた前日練習を終えると「時間があいて、やるべきことをしっかりと整理できた」と、準備期間が充実したものになったことを語った。

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 浦和は9日の初戦で敵地に乗り込んだが、移動に24時間近くかかり試合への準備期間が満足に取れたとは言い難かった。そうしたなかで、大半の時間帯で相手にゲームを支配される厳しい状況に追い込まれたが、0-1と最少得点差で乗り切ることには成功。そこから国際Aマッチウィークを挟んだため、約2週間の準備期間を得た。

 そのなかで浦和は、20日から3日連続の非公開練習を実施。槙野は「時間があいて、やるべきことをしっかりと整理できた。ゲームプランは頭に叩き込まれているし、まずは点を取りに行く姿勢を見せたい。3日間、第1戦にできなかったことや相手の良さを消すことを、ピッチの上だけでなくやってきた。それを試合で表現できると思う」と、その準備に余念はなかったと手応えを語っている。

 初戦では相手の右サイドで躍動するペルー代表MFアンドレ・カリージョのプレーに、浦和は手を焼いた。そのストロングサイドと対峙する左ストッパーとしての先発出場が濃厚な槙野だけに、周囲との連動を含めた守備組織の整理は必須だった。

 アル・ヒラルとの決勝戦は、前回優勝した2017年のリターンマッチになるが、その時も敵地では苦しいゲーム展開になった。結果は1-1の引き分けと今回よりも良い状況でホームゲームを迎えたが、その第2戦では全く違う姿を見せて1-0の勝利を収めた。

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