「2019年左SBトップ10」を米メディア選定 ハードプレスと相性抜群の“世界最高”は?
多くの“新顔”が名を連ねる 10位から5位はすべて昨年トップ10圏外の選手に
ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」の発表を12月2日に控えるなか、米スポーツ専門局「ESPN」は世界最高の選手と監督を独自に選出した。左サイドバック(SB)のトップ10紹介では、誰よりもボールに触ることになるポジションであることを解説し、相手のウイングを封じつつ自チームのポゼッション時には自らがウイングになると説明。また、守備時においては的確なポジショニングで、必要に応じてセンターバック(CB)やMFになると付け加えている。
【左サイドバックのトップ10】
第10位:ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/アルゼンチン代表/27歳)
今年になってトップ10入りしたタグリアフィコは、小柄ながら活発で奔放にピッチを動き回り、相手の嫌がるプレーをすると評価された。
第9位:アレクサンダル・コラロフ(ローマ/セルビア代表/34歳)
こちらもトップ10圏外からのランクイン。2017年のローマ移籍後、セリエAで最高の左SBとなったと高評価。さらに、止められないシュート能力も加点対象となったようだ。
第8位:アレハンドロ・グリマルド(ベンフィカ/スペイン/24歳)
グリマルドも圏外からの飛躍だ。2016年にバルセロナから移籍したが、スペイン代表DFジョルディ・アルバの後継者として戻ってくるかもしれないと、評価の上昇が伝えられている。
第7位:フェルランド・メンディ(レアル・マドリード/フランス代表/24歳)
こちらもランク外から。DFが攻撃力を評価される現代において、メンディは卓越したポジショニングのセンスによって優れたタックルを武器とする優秀なDFと評価されている。
第6位:リュカ・ディニュ(エバートン/フランス代表/26歳)
ディニュも圏外からのランクインだ。堅実な守備をするディニュは、プレミアで最も過小評価されていると伝えている。昨季は71回もチャンスを演出し、どのDFよりも多かったと紹介。