C・ロナウドは「99%起用しない」 ユーベ指揮官が明言「良い状態を取り戻す必要がある」

ユベントスは代表ウィーク明けにアタランタとの一戦に臨む
今週末はインターナショナル・マッチウィークが明けて各国でリーグ戦が再開するが、イタリア・セリエAのユベントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを「99パーセント起用しない」と話した。
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ロナウドは代表活動が始まる前のラストゲームとなった10日のACミラン戦で、後半10分に交代を命じられた時に不満をあらわにしたことが話題になった。その後に参加したポルトガル代表では、欧州選手権(EURO)予選のリトアニア戦でハットトリックを達成するなど活躍を見せている。
一方でサッリ監督はロナウドが代表に合流する前から負傷を抱えていることを明らかにして、懸念を話していた。そうしたなかでユベントスは現地時間23日にリーグの中でも難敵と言えるアタランタとの試合を迎えるが、サッリ監督はロナウドについて「目標はアトレチコ・マドリード戦だ。明日は99パーセント起用しない」と明言した。
その理由を、サッリ監督はロナウドとのコミュニケーションにより「(代表戦の)最初の1試合は良い状態でプレーできたが、2試合目は少し問題があった。精神的にも良い状態を取り戻す必要がある」ということを確認し合ったのだとしている。
ユベントスはレギュラークラスの選手が、ほとんど代表活動で一度チームを離れ、そこから再合流している。代表とクラブの掛け持ちの難しさに直面する選手が多いことは、監督としても難しい部分なのだろう。すでにグループステージ突破を決めているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアトレチコ戦を目標にするロナウドは、リーグ戦を1試合“飛ばす”ことでトップフォームを取り戻すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)